キーウェアソリューションズ株式会社

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プロジェクト採算管理テンプレート for Biz∫Optima

 近年、IT業界を含む多くの分野で、IT人材の不足が深刻な問題となっています。このため、ERPにおいても、システム導入・更新時にかかる工数・コストの削減を求める利用者の意向に基づき、パッケージの機能をそのまま活用する標準機能での導入を希望する企業が増えています。
 一方で、業界の商慣習や自社独自の業務やサービス提供の観点から、ERPパッケージに業務を合わせることができず、アドオン/カスタマイズによる追加開発が必要になり、システム導入・更新には工数・コストを要するケースが一定数ありました。
 NTTデータ・ビズインテグラルとキーウェアソリューションズは、こうした社会問題やトレンドを踏まえ、お客様ニーズに寄与するべく、IT業界固有要件に対応した「プロジェクト採算管理テンプレート for Biz∫Optima」を提供するに至りました。これによりERPの標準機能を最大限活用しつつ、早期の導入・更新と素早い業務定着が見込めます。

「Biz∫Optima」について

「Biz∫Optima」はNTTデータ・ビズインテグラルのクラウドERP(Enterprise Resource Planning)サービスです。大手企業で広く採用されている会計および販売ソリューション「Biz∫会計」と「Biz∫販売」をクラウド環境で構築し、ライセンスをサブスクリプションモデルで提供します。この度のテンプレート拡充により従来のインフラ構築でかかっていた工数・コストを大幅に削減することができます。

  1. クラウド型ERP: インフラ環境構築と管理の負担を軽減するため、クラウド型ERPを提供しています。
  2. 豊富な標準機能: Biz∫は、様々な業務課題・システム課題を解決する標準機能が充実しており、多くのお客様にご評価いただいています。さらに、標準機能では補えない業界の固有要件については、業界特化型テンプレートを適用することで、パッケージのアドオンを最小限に抑え、導入時の負荷を軽減します。

詳細は、 株式会社NTTデータ・ビズインテグラル社のウェブサイト をご覧ください。

「プロジェクト採算管理テンプレート for Biz∫Optima」について

 プロジェクト採算管理テンプレートは、「Biz∫®」との連携を前提としており、IT事業者や受託プロジェクト型ビジネスをされている事業者の業界固有の要件に対応するために開発した業界特化型テンプレートです。株式会社NTTデータ イントラマート(東京都港区、代表取締役社長:中山 義人、以下「NTTデータ イントラマート」)が提供する「intra-mart®」及び「Biz∫」を基盤とし、プロジェクト採算管理・要員管理の高度化を図ります。

 NTTデータ・ビズインテグラルとキーウェアソリューションズは、顧客ニーズの変化に対応するために新たな事業に取り組まれているIT事業者向けに、管理会計の強化を目的として事業計画・投資回収計画などの推移・見通し管理を可能とする機能や、部門間取引業務を社外取引と同様の業務フローで実現する社内取引管理といった機能を随時リリースしていきます。

 さらに業務支援機能としては、昨今のサブスクリプションビジネスやサービス、保守メンテナンス業務において、契約情報から受注を自動生成する機能や、業界特有の前受請求による入金や売上時における前受金の自動計上・消込など、前受取引(分割検収における一括入金など)における処理を自動化する機能をご提供します。
 また、「intra-mart」の機構を活用した少額の決裁や継続での契約など、多様な取引パターンに対応したERP連携型のワークフローのノーコード設定も可能です。

「プロジェクト採算管理テンプレート for Biz∫Optima」の特徴

  1. 統制・業務支援

    ■「intra-mart」の機構を活用し、少額の決裁や継続での契約など、多様な取引パターンに対応したワークフローをノーコードで設定可能

    ■サブスクリプション、保守、サービスビジネスの管理を支援する契約管理機能を具備

    ■業界固有の請求書照合業務、検収エビデンス受取管理、前受決済の管理の効率化を実現

  2. プロジェクト採算管理

    ■プロジェクト採算情報をシミュレーション用ツールに取り込み、ローカルでプロジェクト計画のシミュレーションが可能

    ■工事進行基準プロジェクトの場合、売上計画の自動計算が可能

    ■部門やプロジェクト、社員個別等の切り口での要員管理が可能(空き工数把握、勤怠予実把握等)

    ■グループ全社、部門、プロジェクトの損益を必要な切り口で照会可能

    ■グループ全社、部門毎の採算を予算、見通しの比較で把握可能

  3. 業績管理(DWH)
    ■予算・見通・実績のリアルタイム集計、用途に応じた日次集計結果をBIツールの定型クエリとして準備

    ■事業活動を個別プロジェクトの積み上げとして管理する事で、組織やプロジェクトといった様々なカットで営業利益までの損益状況の把握が可能

  4. 経営支援
    ■開発プロジェクトと販売プロジェクトを組み合わせる事で、サービス開発等の投資案件の回収状況を把握する事が可能

「プロジェクト採算管理テンプレート for Biz∫Optima」の主な機能

※「Biz∫」は、株式会社NTTデータおよび株式会社NTTデータ・ビズインテグラルの登録商標です。
※「intra-mart」は、株式会社NTTデータ イントラマートの登録商標です。
※ その他の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です。

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