トップメッセージ

キーウェアグループのサステナビリティ基本方針について
キーウェアグループは、社会的役割として「創造性に富んだ情報技術によってお客さまの要求を超えたソリューションを提供し、お客さまの夢・理想を実現させ、豊かな社会の発展に貢献する」ことを掲げています。安全・安心かつ安定した最適な製品・サービスを提供すること、事業を通じて持続可能な社会の実現を目指すことが当社の社会的責任であり、サステナブルな取組みについての基本的な考え方です。
お客さまや社会のニーズに応えるITソリューションサービスを提供し、企業として成長していくためには、さまざまなステークホルダーの方々と積極的にコミュニケーションを図りながら、経営の健全性・透明性を保ち、誠実な事業活動を推進していくことが重要だと考えています。このような社会的役割や社会貢献のあり方を社員一人ひとりが正しく理解し、実践するためにサステナビリティ基本方針として、当社の考え方を明確にしています。このサステナビリティ基本方針に基づき、毎年具体的な目標を設定し、実績を管理し、PDCAサイクルを回しています。特に社員自らが自分なりの社会課題を特定し、その解決に取組むこと、社会課題解決のために新しい事業を創造・提案すること等を目指し、継続的に教育研修や社員参加のイベントを行っています。2023年も清掃活動や献血等を実施し、多くの社員が積極的に参加しました。2024年度も地域ボランティア参加等、色々なイベントを実施していきます。
また、コンプライアンスを実践することはもとより、当社に起因するシステムの不具合やセキュリティ事故によりお客さまに損害を与えるような事態は絶対に招いてはなりません。当社は官公庁、運輸、通信、金融、医療、流通、製造等の多様な分野において社会インフラを支える情報システムの構築に携わっており、システムの安全性や信頼性を確保することが社会的責任であると認識しています。そのために社員へは、情報セキュリティやコンプライアンスに関する教育・啓発を行っています。
働きやすい職場環境の整備
企業にとって最大の経営資源は「人」です。お客さまに最適な製品・サービスを提供し、持続可能な社会の実現に貢献するためには、社員が心身ともに健康で、公私ともに充実した生活を送ることも大切な要素だと考え、「健康経営」と「ワーク・ライフ・バランスの実現」を推進しています。
キーウェアソリューションズは、2019年7月に健康優良企業の認定(銀の認定)を取得したことに加え、2020年から5年連続で「健康経営優良法人」の大規模法人部門に認定されました。また、2019年9月に厚生労働省より「子育てサポート企業」として認定を受け、次世代育成支援対策推進法に基づく認定マーク「くるみん」を取得しています。
社員が育児や介護・看護と仕事の両立ができるよう柔軟な働き方ができる制度の整備を進めるとともに、コミュニケーションの活性化と業務の効率化を図るIT環境及び職場環境の整備を推進しております。制度の整備だけでなく、社員のキャリア形成を支援するさまざまな研修やセミナーを実施しています。
今後も、サステナブルな働き方を実現していくために、業務改善や制度の見直しを継続的に進めていきます。これからも社員が生き生きと働くことができるよう、ワーク・ライフ・バランスを考慮した多様な働き方のできる環境づくり、社員のキャリアアップの支援に取組んでまいります。
サステナブルな社会の実現のために
当社は、社員の個性を活かし、社員の能力の向上に取組み、事業を通じて社会の発展に貢献し、お客さまにとって必要不可欠な「顧客価値向上企業」でありたいと考えます。
今日、ICTの利活用は教育、農業など日々の暮らしの細部に至るまで広がっています。社会におけるさまざまな課題に対応していく上でも、もはや必要不可欠な存在となっています。当社の企業スローガン「IT can create it.」に掲げたクリエイティブな発想で、ITの持つ無限の可能性にチャレンジし、新たな価値を創造し、広く社会に提供してまいります。品質の高い製品・サービスを提供することはもとより、お客さまに提供するための過程も重要です。全過程においてコンプライアンスを徹底し、確実なプロジェクト管理を行うことを心がけ、常に最先端技術の探求と普及に努めてまいります。
2023年からSDGs達成に向けたロードマップを策定し、その実行に向けた取組みを積極的に進めています。社員全員がSDGsの理念に共感し、持続可能な社会実現を目指します。
今後も、ESG経営の推進を通じてステークホルダーの皆さまに信頼され、成長を期待される企業であり続けるために、さらなる努力を重ねてまいります。