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2016/03 2015年度第8回Knowledge Transfer

 2016年3月18日(金)、今年度最後となる「Knowledge Transfer」を開催しました。
今回は一年の振り返りの意味もこめて、今年度の新入社員である林(りん)と田中が、「1年の業務を振り返って」をテーマに、それぞれ今年1年で体験した業務についての発表を行いました。

 最初は、キーウェアグループの社内システム運用を一手に手がけるサポートサービスグループへ配属された林の発表です。まずは自己紹介から始まりましたが、中国福建省福州市出身ということもあってか、生まれ育った環境など、その日本との違いに皆、興味津々。
特に地元の名物として紹介された、中国工芸三宝にも数えられる福州の特産工芸品「脱胎漆器」については、その見事さから参加者一同から感嘆の声があがりました。

 NASのアクセス権限設定やEメールアカウントの作成などの運用業務、システムの正常性をチェックする監視業務に携わってきたという林。監視作業は早朝から始まるため、平日は毎日4:30に起きていたところ、その習慣が身に染み付いてしまい休日も自然と4:30に目が覚めるようになってしまったが、やることがなくて虚しい思いをしているとの苦労話や、当初マネージャーから言われた「報・連・相をきちんと守るように」との指示に対し、なぜ「ほうれん草」を守らなければならないのかと不思議に思っていた事など、中国人ならではの失敗談を交えつつ、この1年間で業務を通して学んだ事を発表してくれました。

 2番手は、LAN工事、マシン調達/設置を含む、システム導入からのあらゆる保守サポートサービスを行っているフィールドサービスセンタ(FSC)へ配属された田中の発表です。
千葉県鎌ヶ谷市出身である田中の自己紹介では、北海道日本ハムファイターズ二軍の本拠地兼練習施設である「ファイターズスタジアム」や「鎌ヶ谷大仏」を地元の名物として紹介、実は「鎌ヶ谷大仏」はその高さが2mほどしかなく、鎌倉の大仏などを想像して訪れた観光客は一様にみなガッカリして帰るといった面白エピソードが展開されました。

 お客様のシステムリプレイス時における旧設備の撤去作業や、PC展開作業に従事してきたという田中、そんな田中が配属されたFSCで一番最初に手こずったのは、何を隠そうLANケーブルの作成だったという話に、今年度第1回目の「Knowledge Transfer」でその難しさを体験済みの参加者一同はみな深く頷いておりました。

 発表後の質疑応答の場で、「入社前と入社後で会社に対する印象に変化はあったか。」との質問に対し、「印象通りで変化はありませんでした。」と口を揃えて答えた、林と田中。入社当初は緊張していた二人が色々と苦労をしつつも1年を通して成長した様子に、上司、先輩社員一同、安堵の笑みを浮かべておりました。

 今後も、月1回のペースで「Knowledge Transfer」を開催する予定です。
企業秘密に関わることや、セキュリティポリシーの関係から公開が難しい回については見送らせていただきますが、このホームページに公開できる内容の回は今後も掲載していきます。ご期待ください!!

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