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2018/05 2018年度第1回Knowledge Transfer

 2018年5月24日(木)、今年度最初となる「Knowledge Transfer」を開催しました。今回は、今年勤続10年を迎えた内藤による発表とディベートを行いました。

 日頃は採算関連業務に従事しつつ、iSMASH推進委員やOA管理者、自衛消防隊なども担当しているという内藤。このたび新たに衛生管理者の役割を担うために、昨年度、第一種衛生管理者試験を受験し無事に合格した事から、今回の発表では「第一種衛生管理者試験から紐解く衛生管理」と題して衛生管理について発表してくれました。
 試験の概要から始まり、そもそも衛生管理とは何か、求められる知識は何か、といった順序で説明が続いていくと、日頃行っている業務とはまた別の分野の知識だった為か、参加者一同は興味津々といった様子で聞いていました。

 「業種の如何を問わず、常時50人以上の労働者を使用する事業場では、資格を有する者のうちから事業規模に応じて、一定数以上の衛生管理者を選任し、安全衛生業務のうち衛生に係わる技術的な事項を管理させることが、労働安全衛生法施行令で定められています。」
発表の過程でこういった説明が内藤からされると、各々、衛生管理者の重要性について考えている様子でした。

 
 また発表後、試験に落ちた事がないという内藤から、試験に臨む際の心構えとして「試験合格のための7ヶ条」が伝えられるや、真剣な面持ちでメモを取り始める新入社員2名の姿が、とても新鮮で印象的でした。

 続いて、今年度初となるディベートを行いました。今回のテーマは、「日本は救急車の利用を有料化すべきである。是か非か。」です。今回は、肯定派、否定派、2名ずつ2チームに分かれ、残りのメンバーがジャッジを務めました。

 肯定派が統計データを論拠に立論する一方、否定派は実体験を踏まえて反駁するなど白熱した応酬となり、昨年度より議論のレベルが大幅に上がっているように見受けられました。

 今回のディベートの結果は、「肯定派 4名、否定派 3名」で肯定派の勝利となりました。

 否定派が不正利用の罰則金といった事後対処的観点で議論したことに対し、肯定派が定額利用制といった予防的観点で議論したことが、勝利の決め手になったように感じました。

今後も、月1回のペースで「Knowledge Transfer」を開催する予定です。
企業秘密に関わることや、セキュリティポリシーの関係から公開が難しい回については見送らせていただきますが、このホームページに公開できる内容の回は今後も掲載していきます。ご期待ください!!

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