キーウェアソリューションズ株式会社

製品・ソリューションProducts and Solutions

株式会社コスモライフ様
ノーコード開発ツールASTERIA Warpを利用して内製化を実現!

ASTERIA Warp導入事例

「人を咲かせる」が企業理念の株式会社コスモライフ様は、「安全・安心」をモットーに、独自技術を搭載したウォーターサーバーを数多く開発し、国際品評会でも受賞実績のある天然水をお届けする“コスモウォーター事業”と、急速に拡大が進む浄水型ウォーターサーバー市場において“ハミングウォーター事業”を展開され、これまでに150万人以上のお客様に商品をお届けされています。



基幹システム刷新にあたり導入したASTERIA Warpを使って、内製化で業務改善に取り組まれた内容をご紹介します。

お話を伺った皆様

株式会社コスモライフ
総務部システム課 課長 清瀬 琢巳 様

社内インフラや情報セキュリティなどの総務部システム課のマネジメントをご担当されています。

株式会社コスモライフ
総務部システム課 吉田 晃之 様

前職でのシステム開発のご経験を活かしながら、社内システム全般に携わり、管理・保守、業務改善に関する作業をご担当されています。

株式会社コスモライフ
総務部システム課 永井 武志 様


社内のIT機器・インフラ整備をご担当。ヘルプデスクも担い、社内からのシステムに関する細かな相談にも対応されています。

※以下、敬称略

DX推進に向けた内製化への取り組み ~導入背景

—ASTERIA Warpを利用し始めたきっかけを教えてください。

清瀬
当社の基幹システムの刷新に伴い、システム間のデータ連携を行うためにASTERIA Warpを導入することになりました。

(基幹システム刷新プロジェクトの概要は こちら )

吉田
基幹システム刷新についての計画・検討段階で、これまでcsvデータを手作業で連携していた運用を、ASTERIA Warpで改善することができそうだというお話を伺いました。

同じころ、世間でDXが話題になりはじめ、社内でもDX推進が求められるようになっていたので、先々、「業務効率化」などに取り組む必要が出てくるだろうと思っていました。そこで、基幹システム刷新でASTERIA Warpを使うのであれば、私たちの課でも活用していこうという方針が出ていました。

—ASTERIA Warpはすぐに使いこなせましたか。

吉田
ASTERIA Warp Standard Editionの本格導入を見据えて、最初はASTERIA Warp Core⁺のエディションでツール試作を行い、キーウェアに勉強会を開いていただいて疑問を解消させながら、ASTERIA Warpを活用できる体制づくりを進めていました。

永井
私は開発の経験がなかったこともあり、ノーコードとは言え、使い方のコツみたいなものを感覚的に得るまでには少し時間がかかりました。初めはどんなものを作るかはあまり決めず、みんなで相談しながらトライ&エラーを繰り返し、ASTERIA Warpならではの仕様にどう対応すればいいというのを掴んでいきました。

吉田
ASTERIA Warpは他のプログラミングツールのように、ステップ実行もできましたし、ログも区分けして出すことができたので、開発はしやすかったです。

ASTERIA Warpで業務を自動化 ~年間240時間の業務効率化に成功

—内製で自動化された部分がたくさんありますね。

永井
以前は端末ごとのログをファイルサーバーに集め、ログファイルを一つひとつチェックしていましたが、ASTERIA Warpを使ってすべてのログを定期的に一斉チェックするツールなどは、開発経験がなかった私でもすぐに作れました。

—ASTERIA Warpを使って、特に効果を実感できたところはありますか?

吉田
これまでは、数十万件の出荷データの実績確認のために、手作業で出荷データと実績データを揃えて、集計用にデータ変換を繰り返し、出荷データと実績データの整合性チェックをExcelで実施していました。
実作業の時間はもちろん、Excelで膨大なデータの処理を行うと、Excelが固まって待ち時間が発生することもあり、その時間も含めると年間240時間程度の作業時間を要していました。
しかし、ASTERIA Warpを利用して作業を自動化したことにより、ボタン一つ押すだけで、他の作業をしながら集計結果が出るのを待っていればいいようになりました。

また、外部の運送会社に連携するデータの作成処理の起動からFTP送信までをASTERIA Warpで自動化しました。自動化する前は、年末年始のような月を跨ぐ長期休暇時に、タイムリーにデータを送ることができず、データ発生月とデータ送信月にズレが生じてしまい、請求月にも影響が出ていました。そのため、各運送会社に連絡をして調整をしていましたが、自動化したことでその必要がなくなりました。
もともとは年末年始の休暇用でしたが、現在は毎日定刻にこのツールが動いて、日々の作業時間削減という副次的な効果にも繋がっています。
データ変換処理だけでなく、ASTERIA Warpのメール送信機能やFTP送信機能を上手く活用して自動化が実現できたのではないかと思います。

内製化に最適なASTERIA Warpの導入で属人化も解消

—内製化という観点で、ASTERIA Warpを利用してよかったところはありますか?

吉田
内製化という意味では、導入前も簡単なツール作成はおこなっていました。ですが、私のようなシステム開発の経験があるメンバーしか作成や修正が行えないため、どうしても属人化してしまい、結局は外部に発注しようという方針になっていました。
ノーコードツールであるASTERIA Warpを導入することで、開発経験がないメンバーもツール作成ができるようになり作業を任せやすくなったので、これまでのように外部に依頼したり、属人化してしまったりすることが少なくなったことは大きなメリットでした。
実際に永井さんにデータ生成ツールも作ってもらいましたね。

永井
そうですね。表に載っている以外でもいくつかツールを作りましたね。

今後の展望

—今後、ASTERIA WarpでやりたいことやASTERIA Warpに期待していることはありますか?

吉田
これまで内製してきたツールもすべてASTERIA Warpに移行したいですね。専用サーバー内で稼働しているASTERIA Warpを利用することで、何か障害が発生した場合でも、都度ツールが実行されたパソコンを確認することや、どのような操作をしたかを確認することなくASTERIA Warpのサーバー上ですべて対応が取れるようにできれば、さらなる属人化解消や効率化が進められそうです。

永井
社内では今も手作業で行っている業務が多くあります。それらをASTERIA Warpでさらに自動化していきたいですね。

清瀬
最近は何かちょっとした機能やツールが必要になったら、システム課の中で「ASTERIA Warpで何とかできるのでは?」との声が挙がりますし、ASTERIA Warpを頼りにしている部分は大きいです。
現状はシステム課内での利用がメインですが、ASTERIA Warpを使えば、他部署のメンバーでも仕様変更などに自分たちで取り組めると思いますので、活用範囲を広げて、社内全体の属人化解消に繋げていきたいですね。

—これからASTERIA Warpを利用して内製化に取り組む企業へアドバイスがあればお願いします。

永井
使えば使うほどわかってくることも多く、勉強になりますね。いろいろと試行錯誤しながら使っていくうちに、点と点が繋がり納得できるところが増えていくと思います。

吉田
ASTERIA Warpはノーコードツールですから、プログラミング経験がない方でも開発をすることが出来ます。開発はもちろん、メンテナンスを現場のメンバーに託すこともできるので、ツール作成や業務に合わせた修正もフレキシブルにでき、導入の利点も多いと思います。

一方で、ASTERIA Warpに限らず、どのようなノーコードツールを導入するにあたっても、システム開発の知識を持った方がそのツールを利用して、社内システムをどう構築・運用していくかというところをしっかりと定めていく必要がありますね。そういったことを私のようにシステム開発の経験がある自社社員で担うことができれば社内への導入や活用が拡げやすいと思いますし、そこに不安があるなら最初はベンダー企業の力を借りるというのもいいかもしれません。

—どうもありがとうございました。

お客様プロフィール

株式会社コスモライフ

所在地:〒675-0032
    兵庫県加古川市加古川町備後358-1
資本金:5000万円
従業員数:315名(2022年12月時点)
事業内容:飲料水の製造・販売
URL:https://www.cosmolife.co.jp/

ASTERIA Warpについては こちら をご覧ください。

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