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2015/08 2015年度第2回Knowledge Transfer

 2015年8月20日(木)、今年度第2回目となる「Knowledge Transfer」を開催しました。
 

 四半期に一度行われる事業状況説明会の中での開催ということもあり、多くの社員が集まる中、今年度からiSMASH※1推進委員となった内藤が「iSMASH入門編」をテーマに発表を行いました。
 

 iSMASHは、キーウェアグループの社員であれば必ず知っている言葉ですが、
「iSMASHの基本方針、目的、具体的な内容を正確に理解し把握している社員はどれくらいいるのか。中にはISOやQMSなどのそもそもの用語の意味がよくわかっていない社員もいるのではないか。」
内藤のこの疑問が今回の発表のきっかけとなりました。
 

 発表の前半では、iSMASHの基本方針、目的の解説から始まり、iSMASHとISOとの比較、標準規格の種類などの解説を経て、そもそも「標準化」とは何かを説明する場面では、互換性については乾電池を、アクセシブルデザイン※2については牛乳パックの切り欠きや、シャンプーのボトルについているギザギザなど、誰もが一度は手にした事がある身近な生活用品を例にあげ、新入社員でも理解できるようにわかりやすく説明していました。

 発表の後半では、QMS(品質マネジメントシステム)、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)、PMS(個人情報マネジメントシステム)、EMS(環境マネジメントシステム)、それぞれのマネジメントシステムについて、その概要とキーウェアグループとして実際に行っている運用や取り組みを、ISO要求事項や個人情報保護法などの解説を交えて説明していました。

 とかくISO要求事項やiSMASHの規定文は難解な言い回しが多く、馴染みにくい面もありますが、「“もっとiSMASHを身近に感じてもらう”事を今回の発表の目的とする。」との内藤の言葉通り、“ポイントはここ”、“要するに言いたいことは!”といった具合に噛み砕いて説明してくれたおかげで、理解することができました。

 開催後のアンケートでは、「iSMASHについてよく理解できた」、「自社の取り組んでいる施策だが詳しく調べようとしていなかった為、良い機会となった」、「iSMASHの重要性が分かった」、「CD化して、未視聴者へ配るべきだ」など多数の意見が寄せられ、その後に開かれた懇親会でも、このテーマが話題に上った事からも、“iSMASHをより身近に”感じた社員が多かった事が伺えました。

 今後も、月1回のペースで「Knowledge Transfer」を開催する予定です。
企業秘密に関わることや、セキュリティポリシーの関係から公開が難しい回については見送らせていただきますが、このホームページに公開できる内容の回は今後も掲載していきます。ご期待ください!!



 ※1  キーウェアグループでは、品質、情報セキュリティ、個人情報保護および環境を統合したマネジメントシステムを運用しており、この統合マネジメントシステムをiSMASH(integrated Synthetic Management System of Quality Assurance for a Software House)と呼んでいます。

※2  高齢者及び障害者を含む全ての人々に使いやすいように工夫されたデザイン。

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