MaaS(マース:Mobility as a Service)は、電車、バス、飛行機など多様な交通機関を1つのサービスとして統合し、移動の利便性向上や効率化をはかる次世代の交通サービスです。普及が進めば、目的地までのルート検索からチケット予約・決済までを、利用する交通機関ごとにではなく一括して行えるようになります。また、移動や交通に関する膨大なデータを連携させ、都市部の渋滞解消や、過疎化が進む地方でバスや電車の最適な運行を実現するなど、社会課題の解決も期待されています。
便利なWebサービスの利用が広がるとともに増えているのが「フィッシング詐欺」です。実在する企業を装いメールやSMSを送り、偽のサイトに誘導してパスワードやクレジットカード番号などをだまし取る行為です。最近では、コロナ禍でネット通販を利用する機会が増えたために、大手宅配業者の不在通知を装う手口が増加しています。巧妙な手口も増えるなか、被害にあうリスクを減らすためには、個人情報の入力を求めるメールを安易に信用しない、サイトにアクセスする際はメール内のURLではなく、検索サイトから公式サイトを探してアクセスするなど、注意しましょう。
「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」は、地震や洪水などの大規模災害時に被災地の人が無料で利用できるWi-Fiです。携帯電話が通じない状況でもインターネット上でメールやSNSなどによる安否確認や情報収集ができるため、もしもの時の通信手段として覚えておくと安心です。スマートフォンの設定画面でWi-FiをONにし、ネットワーク選択画面から「00000JAPAN」を選べばインターネットに接続できます。ただし、緊急時でも迅速につながるようIDやパスワードの入力が必要ない分、セキュリティ対策は十分ではないため、個人情報の入力が必要な通信は控えることをおすすめします。
「5G」は次世代のモバイル通信規格です。特徴は、「超高速」「大容量」「超低遅延」「多数同時接続」。通信速度は現在普及している4Gの約100倍といわれています。この技術によってあらゆるモノがネットにつながる「IoT」の普及が加速し、医師が離れた場所から患者の診療を行う遠隔医療やドライバー不要の自動運転が実現するなど、様々な分野で活用が期待されています。5G元年といわれる2019年。5Gの導入によって私たちの暮らしや社会がより便利で豊かに変わっていくことに、大きな期待が寄せられています。
ホームページのURLには「http」で始まるものと「https」で始まるものがあることをご存じですか? httpsの場合は通信が暗号化されるため、より安全性が高いと言われます。ただし、サイト自体が詐欺サイトだったり、通信相手が偽者だったりする場合もあります。サイトにアクセスした際には、httpsの“s”の有無だけでなく、掲載されているメールアドレスや電話番号などに不審な点がないかもチェックすることをおすすめします。
「Lアラート」は総務省が推進する災害情報共有システムで、地方公共団体などが発信する地域の災害関連情報を集約し、多様なメディアを通して住民に一括配信するものです。台風や土砂災害といった自然災害情報をはじめ、避難勧告・指示、避難所情報、気象情報などの緊急速報を、テレビ、ラジオ、インターネットなどで迅速に入手できます。また、被災の恐れがあるエリアの携帯電話やスマホには、「エリアメール」や「緊急速報メール」として配信されるので、ご利用中の携帯会社などにサービス内容やご利用方法をご確認されてみてはいかがでしょうか。
AR(拡張現実)は、現実の世界にデジタル情報を重ね合わせて表示する技術です。例えば、目の前の風景に合わせて道案内や施設の情報などを表示することができます。
スマートフォンを操作する際、私たちはつい前傾姿勢をとってしまいがちですが、首を深く曲げるほど骨にかかる負荷は大きくなります。電車の中などでよく見かける右図60度ほどの角度になると、小学3年生一人分の体重に相当する27キロもの圧力がかかります。健康悪化を招かぬよう、スマートフォン使用時は、なるべく自分の顔の目の前に持ってくるよう意識することが大切です。また、ソファなどで首を支えるのも効果的です。
IoTは、私たちの身の周りのあらゆるモノをネットワーク化し、価値あるサービスを生み出そうとする概念のことです。Internet of Things(IoT)=モノのインターネットと呼ばれています。
ここ数年、スマートフォンに続く携帯端末として注目されているのが、ウェアラブル端末です。ウェアラブル端末とは、腕や頭部など、身体に装着して利用することが想定された端末(デバイス)の総称で、身に着けるコンピュータともいわれています。手に持って操作しなければならないスマートフォンやタブレット端末とは違い、常に身に着けていることで両手が解放され、自然な形で操作ができ、行動記録ができるなどの特徴があります。国内外のさまざまなメーカー等からメガネ型、腕時計型、リストバンド型などさまざまな形態での商品が発表されています。
地上デジタル放送用の電波塔となる東京スカイツリーの建設が話題です。完成すれば電波塔としては世界一の高さとなります。ところで、従来のアナログ方式のテレビ放送が来年7月に終了しますが、そもそもどうして「デジタル放送化」をするのでしょうか?デジタル放送では、アナログ放送に比べてたくさんの情報を送ることができるので、テレビ放送の占有する周波数帯域を空け、将来、次世代携帯電話をはじめとする移動体通信などの周波数需要に応えることが当初の目的でした。
長時間のパソコン作業は、眼精疲労や肩こりにつながります。ディスプレイの見過ぎだけではなく、キーボードやマウスを操作するときの姿勢や操作法もその原因の一つです。