MaaS(マース:Mobility as a Service)は、電車、バス、飛行機など多様な交通機関を1つのサービスとして統合し、移動の利便性向上や効率化をはかる次世代の交通サービスです。普及が進めば、目的地までのルート検索からチケット予約・決済までを、利用する交通機関ごとにではなく一括して行えるようになります。また、移動や交通に関する膨大なデータを連携させ、都市部の渋滞解消や、過疎化が進む地方でバスや電車の最適な運行を実現するなど、社会課題の解決も期待されています。
IoTは、私たちの身の周りのあらゆるモノをネットワーク化し、価値あるサービスを生み出そうとする概念のことです。Internet of Things(IoT)=モノのインターネットと呼ばれています。
“モノ”に対しセンサーを付けることで、インターネットを介して、離れた場所の状態を確認したり、離れた場所の“モノ”をコントロールしたりすることが可能となります。
例えば、農場に設置したセンサーから気温や湿度などの環境情報を収集し、PCやスマートフォンでモニタリングする仕組みはIoT活用の一例です。さらに、道路に設置したセンサーを通して交通状況を把握したり、天候や河川の水位などを監視することで防災対策への応用も始まっています。今後、私たちの暮らしの利便性や安全性が高まることが期待されています。