企業のビジネスや業務における課題に、
トータルソリューションを提供。
市場のニーズを捉え、顧客基盤の拡大、
そしてさらなる成長へ。

SI事業の概要と特徴について

当社は、システム開発事業において五大顧客^※1との密接な信頼関係を築き、社会インフラを支える情報システム構築に携わることで、高度な技術や豊富なノウハウを蓄積してまいりました。SI^※2事業はそこで培った技術やノウハウを活かし、事業領域の拡大へとつなげる役割を担っております。
具体的なサービス内容としては、ビジネスコンサルティングも含めた最上流からシステム導入後の保守・運用に至るまでを一貫して支援し、お客様の事業運営に貢献いたします。単にシステムを導入するのではなく、お客様のビジネスや業務における課題やニーズに対し、最適なソリューションを提供していることが特徴です。
特に製造業向けのシステム開発を数多く手がけてきた当社では、SI事業においては生産管理システムを起点とし、次に会計管理システム、さらには販売管理システム、人事管理システムなど、企業経営に欠かせない基幹業務に領域を広げてまいりました。まさにお客様が効率的に業務を遂行できる「仕組み」づくりを、トータルでサポートすることが可能となっております。

ERPの有用性とキーウェア
ソリューションズ独自の強み

SI事業担当執行役員 田中 耕二SI事業ではお客様の課題を解決するために多様なツールを活用しますが、そこで軸となるものがERP^※3です。生産・会計・販売・人事といったものが、ERPパッケージです。わかりやすく解説しますと、システム開発もスーツと同じでオーダーメイドのスーツは採寸から裁断、縫製など、手間とお金がかかります。既製品のスーツであれば自分に合ったサイズや形、色を選んで少しだけボディーフィットさせることができ比較的、安価に早くできあがります。コンピュータシステムも同様にオーダーメイドからカスタムメイドに変移してまいりました。必要な機能がパッケージ化されているため、ゼロからの開発と比較して、人的・時間的・金銭的コストの大幅な削減が可能です。また、生産・会計・販売・人事といった基幹業務のそれぞれを作ったり、購入したりすると業務の重複やデータの散在・不整合といった事態を招いてしまいますが、ERPパッケージの導入により経営資源を一元管理しますから、そういった事態は発生せず、業務の効率化や迅速な経営判断、そして内部統制などの強化を実現できます。こうしたメリットの大きさから、企業の基幹システムではERPの導入が主流となっております。
当社は国内の先駆けとして世界最大手のERPパッケージソフトの大手ベンダーとパートナー契約を締結し、約20年前からERPを活用した情報システム構築を手掛けております。現在では複数ブランドの豊富なラインナップを揃え、お客様の事業規模やニーズに応じた、多様な解決策を提案できるよう、さらなるサービス拡充に取り組んでおります。

SI事業の拡大が
事業全体の発展につながる

企業のグローバル化や市場の変化スピードが加速する中、今後は専門商社や大手企業のグループ会社といった中堅・中小企業において、システムの入れ替えニーズの活発化が見込まれます。SI事業ではこれを商機と捉え、お客様のニーズに合わせた提案やトータルソリューションを提供できる強みを存分に発揮し、顧客基盤の拡大を進めてまいります。さらにはSI事業で新たに得たノウハウをシステム開発事業に還元することで、さらなる成長、そして事業基盤の強化を目指しております。

※1	五大顧客：当社グループの年間売上高の約6割を占める特定顧客（NECおよび関係会社、NTT関係会社、JRおよび関係会社、日本HP、三菱商事および関係会社）
※2	SI：System Integrationの略で、企業の情報システムの企画、設計、製造、保守・運用にわたるまで一貫して請け負うサービスのこと
※3	ERP：Enterprise Resource Planningの略。企業のヒト・モノ・カネ・情報といった経営資源を統合的に管理し、受注・販売管理、在庫管理、生産管理、会計といった企業の基幹業務をサポートする統合型ソフトウェアパッケージ

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