キーウェアソリューションズ株式会社

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第2回 シンクライアント対談記事

GO-Global®によるハイブリッドシンクライアント ソリューション

はじめに

前回、最新のシンクライアント製品GO-Global®について、その導入メリット、そしてコンプライアンス対策への有効性について触れた。今回はGO-Global®をコアにした統合セキュリティサービス ハイブリッドシンクライアント ソリューションの話題を中心に、シンクライアントシステムの導入メリットや、セキュリティ対策製品としてシンクライアントの導入を検討しているユーザ像について語っていただくことにした。

前回、GO-Global®の特長やアドバンテージについて語っていただきました。 GO-Global®導入を検討する企業などの反響はどんなものがありましたか?

  • 松田氏
     好評をいただいています。ライバル製品をすでにお使いの企業様から、使い勝手の良さなどで良い印象をもっていただいています。そのせいもあってか、最近はシンクライアントの導入に慎重だった業界からもお問い合わせやご相談を受けています。

  • 山田氏
     当社としても、SIerとして力をいれていることもあり、ご相談やお問い合わせを数多くお受けしており、導入に至ったお客様も多数いらっしゃいます。ポジディブな反響を多数いただいています。

企業がGO-Global®の導入を検討する上で、チェックすべきポイントはどのへんでしょうか?

  • 松田氏
     GO-Global®は柔軟な製品特性をもっており、特定の環境やサーバシステムなどの要求はあまりありません。端末やOSを選びませんし、ネットワーク環境についてもほとんどは既存のままで十分です。逆に、GO-Global®を活かせるようなご利用形態なのか、さらに運用性・管理性の良さを活かせる運営体制をどう構築するのかが鍵かもしれません。

  • 山田氏
     当社としては扱いやすさ、運用しやすさを最大のメリットにお客様へアピールさせていただいています。セキュリティ対策用として導入をご検討されるお客様については、GO-Global®を補完するセキュリティ関連サービスについてご説明しています。既存環境への導入を検討されるお客様については、当社が推奨しているハイブリッドシンクライアント ソリューションについてご説明しています。

その「ハイブリッドシンクライアント」とはどんなソリューションでしょうか?

  • 山田氏
     ハイブリッドシンクライアント ソリューションは、GO-Global®をコアとした当社独自のサービスメニューです。GO-Global®の特性を活かして、企業・団体の既存環境へ円滑にシンクライアントシステムの導入を促進するためのものです。ここでの“ハイブリッド”の意味は、(1)クライアント端末の混成に対応 - シンクライアント専用端末でも既存のPC(Windows、Linux、Mac)でも利用可能  (2)クロスプラットフォーム対応 - サーバはWindowsでもLinux/UNIX環境でも対応可能 (3)ネットワーク環境の自由度 - ブロードバンドのほか、ISDNやモバイルなどのナローバンドにも対応可能 (4)アプリケーションの動作環境のハイブリッド化に対応 - アプリケーションはサーバ上でもクライアント上でも動作可能、などを含んでいます。そして、何よりも低コストかつ運用性が高いことが特長ですね。

  • 鳥飼氏
     ハイブリッドシンクライアント ソリューションは、当社の新宿ソリューションセンターにて体感していただけます。ここにはさまざまな端末が設置してあり、どの端末下でも同じように快適にアプリケーションを使えることを実感していただけると思います。導入検討中のお客様がお見えになり、プレテストなどを行なうこともあります。ほとんどのお客様が、端末に依存しない高パフォーマンスと管理性の良さに感心されています。

ハイブリッドシンクライアントを導入することで、企業側にどのようなメリットがあるとお考えでしょうか?

  • 山田氏
     セキュリティが強化された環境の導入が、低コストで実現できること。 これが最大のメリットだと思います。また、ハイブリッドシンクライアント ソリューションの特長として、 既存環境への導入が比較的容易なこと、かつ操作感が変わらないこと もあり、管理コストや操作教育コストの低減を重視しているお客様には最適だと思います。

  • 加藤氏
     ハイブリッドシンクライアント ソリューションは、GO-Global®をベースとしたものですから、その運用性の良さが大きなメリットになります。運用性の良さから、管理工数を削減でき、管理者負担の軽減ができます。このため、お客様企業・団体の情報システム部門の方からは非常に高い評価をいただいています。ですが、その反面、お客様企業のエンドユーザ層の方々からは恨まれることもあります。というのは、せっかくのシステム一新なのに、ハイブリッドシンクライアント ソリューションを導入したために、クライアントPCのリプレイス計画は消え去り、旧型PCを引き続き使用するハメになってしまったからです(苦笑) 私どもとしても、クライアントPCの大量リプレイスとなればビッグビジネスになったのですが、自社のソリューションのせいで立ち消えとなり、得をしたのか大損したのかわからなくなることもあります(笑)

  • 鳥飼氏
     私個人としては、グループウェアNotesをご利用中の企業・団体様にぜひお薦めしたいですね。ご利用中の方はご存じだと思いますが、Notesはナローバンド環境ではレスポンス面であまり芳しくないことが多いのですが、ハイブリッドシンクライアント ソリューションでNotesを利用すると、おどろくほどレスポンスが改善されます。ナローバンド環境ではNotesの応答時間が1/4になったというケースもあり、劇的にレスポンスが改善されますから、ぜひ一度体感していただきたいですね。

では、その反対にデメリット的なことや留意点などはありますか?

  • 山田氏
     特には無いですね。当社にとって不都合だからというわけではなくて(笑) 使用制限が大きくなるとか、使用できないアプリケーションが増えるといった問題もほとんどありませんから。

  • 松田氏
     一般的なご利用に関しては特に無いと思います。ただ、技術的な面から言うと、動画再生、ストリーミングや音声付きフラッシュ動画の再生などは苦手ですね。システム上、動画と音声のズレなどが発生しやすいのが弱点です。ただ、この点に関しては技術の進歩でクリアできそうであり、プロトコルなどの改良により、近い将来は解決可能になると思います。ただ、その技術進歩を促すためにも、よりダイレクトな需要喚起が欲しいところでもありますが。

  • 鳥飼氏
     デメリットというわけではありませんが、旧来システムからハイブリッドシンクライアント ソリューションに移行しても、エンドユーザには画面情報を含め、操作も変わらないので、強いて言えばエンドユーザが変化に気づきにくい点でしょうか。新しいシステムに変更すると、エンドユーザもセキュリティに対しての意識が高まることがあるのですが、これだとそういう意識の変革は促しにくいかもしれませんね。

  • 松田氏
     私個人は、GO-Global®導入の一番大きなアドバンテージは、操作系が変わらないことだと考えています。エンドユーザが戸惑いませんし、第一教育コストが発生しません。管理者としては、これは非常に大きな意味を持ちます。無理なく、自然にシンクライアント環境に適応できるのは、非常に良いことではないでしょうか。

ハイブリッドシンクライアントに適した業種や業態はありますか?

  • 山田氏
     どのような業種・業態・規模の企業や団体でも対応可能だと考えています。当社としては、現在、教育関係や公共団体への浸透に重点を置いていますが、どのようなお客様でもウェルカムです(笑) 既存環境への導入をお考えの方以外にも、サーバ統合を進めるユーザにもお薦めできると思います。

  • 松田氏
     GO-Global®全体のお話をさせていただきますと、少し前までは小~中規模ユーザ様がメインでした。用途的には情報を扱う部門単位での導入といった感じでした。が、ここ数年は数千台規模のユーザが急増しています。この流れは今後も加速していくのではないかと予測しています。

  • 加藤氏
     適した業種・業態ではありませんが、ハイブリッドシンクライアント ソリューションであれば、 ひとつの部門だけ先行して導入を進め、成果や効果を確認してから全体もしくは段階的な導入・リプレイスにも十分対応しています。いわば、導入面でのハイブリッド化にも柔軟に対応できることが、 このソリューションの特色のひとつです。

セキュリティ面を重視して導入検討されるユーザは増えていますか?

  • 山田氏
     はっきりと増加していますね。以前と比較すると、お客様のセキュリティへの意識が向上したことがあると思います。また、現実的なところで、コンプライアンス対策に費用がかけられるご時世というか状況になったことも大きいと思います。

  • 加藤氏
     コスト面での制約は緩まったとはいえ、やはりお客様の費用対効果への意識は高いのは以前のとおりです。ハイブリッドシンクライアント ソリューションは、GO-Global®の特性のひとつであるライセンス上の優位性もあり、ライバル製品よりもずっと導入コストは抑えることができるので、その点での注目度も高まっています。ランニングコストの点ではライバル製品とのアドバンテージは大きいとは言えませんが、管理性の良さにより運用面全体で負担が小さいこともあり、セキュリティ対策以外の導入効果を重視されるお客様も少なくないですね。

モバイルやナローバンドなど厳しい環境のユーザにも対応は可能でしょうか?

  • 山田氏
     もちろん、可能です。以前のシンクライアントシステムは不可能だったISDNでの利用や、PHSや携帯電話などのモバイル環境レベルでの提供ができています。 昨今の高速モバイルブロードバンドサービスなら、有線環境と遜色ないレスポンスが期待できます。

  • 松田氏
     ナローバンドでも利用できるのは、APIトラップ方式ならではの優位性ですね。セキュリティ性を重視しながら、モバイルの機動性を活かしたいお客様には、最適なソリューションではないかと思っています。

まとめ

ハイブリッドシンクライアント ソリューションとは?

  1. GO-Global®を活用した低コストなシンクライアントソリューション
  2. マルチプラットフォーム対応。クライアントの端末やOSを選ばない
  3. 既存システムへの一部シンクライアント化にも対応可能。導入がしやすい

ハイブリッドシンクライアント ソリューション

キーウェアソリューションズが提供するシンクライアントシステム。GO-Global®をベースに、堅牢なセキュリティ環境を構築できます。さらに、既存端末を利用可能、既存アプリケーションをほとんど手も加えることなく利用可能など、多くのアドバンテージをもつソリューションです。導入により、貸与PC設定管理、ソフトウェアやOSのバージョン管理などが解決できるなど、多くのベネフィットを提供できます。

Hybrid ThinClientおよびハイブリッドシンクライアントは、キーウェアソリューションズ株式会社の登録商標です。
記載している内容は、予告なく変更されることがあります。

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