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ホーム > 導入事例 > キヤノンアネルバテクニクス様 IP電話システム導入事例 |
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キヤノンアネルバテクニクス株式会社様は、真空ポンプ事業、計測器事業、真空配管や各種真空部品事業、分析装置事業などを柱とした、『真空コンポーネントの総合メーカ』として世界市場で活躍しているトップメーカーです。
当社では、キヤノンアネルバテクニクス様が事務所移転に際して、事業の変革を目指した新しい電話システムをご検討されるにあたり、IP電話システムのご導入を提案してまいりました。
その結果、親会社であるキヤノンアネルバ株式会社様の情報システム部門を中心としたプロジェクトチームにより、平成17年8月という、かなり早い時期にレガシーシステムとの共存がない、全く新しい「フルIP電話システム」のご導入が実現いたしました。
FOMA®(N900iL)連携による顧客対応の充実をはじめ、IP電話導入のモデルケースとも言える今回のシステムのご導入内容は、他にあまり例を見ません。さらに今後は、IPテレフォニーの課題であるアプリケーション連携や、企業内IPセントレックス化をターゲットとしておられます。
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平成17年7月に、キヤノンアネルバテクニクス様より、「フルIP」でのIP電話システム導入を受注いたしました。
今回の受注は、キヤノンアネルバテクニクス様およびキヤノンアネルバエンジニアリング株式会社様が事務所を移転されるにあたり、従来の電話交換機システムでは、業務遂行上の問題点も多かったため、新たな通信インフラ構築を検討されたことに端を発しています。
このため今回の構築に当たっては、何よりも事務所移転に合わせた納期設定と、既存の通信インフラを一切使用しないフルIPでの導入、同時にFOMA®連携の導入という3点がポイントとなりました。
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ビル移転が決定した当時、キヤノンアネルバテクニクス様の親会社であるキヤノンアネルバ本社様と同社の富士工場間では、既存の電話交換機(PBX)を使い拠点間のIP化を実施していたこともあり、下記の2点を期して、積極的にIP電話導入に取り組まれることとなりました。
| 1. |
コスト削減・業務の効率化 |
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2. |
生産性の向上 |
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@通信費の削減
A運用管理の一元化
B増設移転の簡素化 |
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@迅速な顧客対応
Aシームレスなコミュニケーション環境の実現
Bワークスタイルの革新 |
その結果、移転を機にフルIPでのIP電話システムの導入に踏み切ることとなりました。
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| ※ |
左の画像をクリックしますと、拡大図をご覧になれます。 |
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導入にあたっては、ビル移転の日程が決まっていたため、納期確保が大前提となっていました。このため、最優先事項は、「8月12日の移転時に本稼動していること」でした。
また、IP電話システムのメリットを100%享受するため、まず従来の固定電話内線を中心としたビジネススタイルを一新し、一人が1台の携帯端末を持ち、いつでも、どこでも、誰とでもダイレクトに相手と話ができる体制にする事を決定。「自分への電話は自分で受ける」をモットーとして、代表電話からの電話の取り次ぎ、掛けなおしを無くし、ダイレクトコミュニケーションを実現することにしました。
さらにIP電話の利便性を生かし、顧客対応を迅速にするため、顧客対応の多い社員については、内線対応のデュアル携帯端末(FOMA®連携)が採用されました。IP電話化にあたって、不安要素とされていた「音質の問題」や「通話が途切れやすいのでは」といった不安は、すでに拠点間のIP化でクリアされていましたが、FOMA®連携については、実利用に耐えるかどうかの不安があったと、ユーザ様からお聞きしました。
そうした不安も、当社の「新宿ソリューションセンターでの実機デモで解消され、導入を決定されるに至りました」
| 1. |
発注から約1ヶ月という短期間で導入しなければならない。 |
| 2. |
既存の通信インフラを使用せず、フルIP化に取り組みたい。 |
| 3. |
顧客対応の多い社員については、内線対応のデュアル携帯端末(FOMA®連携)を採用する。 |
| 4. |
各拠点間のIP化によるグループネットワークの内線化 (拠点間の通話料を無料に)。 |
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導入に当たっての施工工事は、NECネッツエスアイ株式会社が担当することとなり、同社の尽力により、無事に納期通り稼動させることができました。
最終的には4階建てのビル内に、以下の図のようなシステムを構築いたしました。
※以下の各画像をクリックしますと、拡大図をご覧になれます。
| 内線系構成イメージ |
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既に既存PBX(電話交換機)を利用した、IP電話を実現していたキヤノンアネルバ本社(東京都府中市)と、富士工場(山梨県南都留郡)のネットワークに、キヤノンアネルバテクニクスの新オフィス(東京都府中市)をフルIP環境で追加する形となりました。
※左の画像をクリックしますと、拡大図をご覧になれます。 |
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| 外線系構成イメージ |
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LAN構築コストの低減を狙い、データ系はビル既存のルータ・ハブを使用し、音声系のみ新規構築としました。
そのため、ネットワークはデータ系と音声系の2系統に分かれることになりました。これが結果的には、データ系のトラフィック変動の影響を回避し、音声系の通話品質を確保することになり、大きなメリットをもたらしました。
※左の画像をクリックしますと、拡大図をご覧になれます。 |
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| 新オフィス内IP電話機器構成イメージ |
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4階建てのビルのうち、共用部や研究室が集中している1Fと4Fは携帯端末のアクセスポイントで構成しました。
メインの執務室がある2Fと3Fは、固定IP電話を配備しました。
※左の画像をクリックしますと、拡大図をご覧になれます。 |
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| FOMA®連携イメージ |
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お客様がNTT回線等を利用して公衆電話網からオフィスの個人外線番号(ダイヤルイン)に電話をかけてくると、社内IPネットワークの各アクセスポイント経由で、社員の携帯しているFOMA®を内線電話として呼び出します。
この際、オフィスの自席を離れて会議室などにいたとしても、無線LANで会議室内のアクセスポイントからFOMA®を内線電話として呼び出します。(左図中 ◆パターン1◆)
また、社員がFOMA®を携帯して外出し、社内のアクセスポイントから離脱すると、FOMA®の携帯電話網に自動的に接続します。
このとき、オフィスの個人外線番号にお客様から電話がかかると、内線経由でFOMA®の携帯電話網に自動接続し、外出先の社員の携帯しているFOMA®に自動転送されます。(左図中 ◆パターン2◆)
※左の画像をクリックしますと、拡大図をご覧になれます。 |
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短納期ということもあり、余裕を持った検証期間を確保できなかったため、本稼動後に、不具合を改善しながらの運用となりました。
これは1ヶ月という短納期に起因するところが大きいのも事実ですが、本稼動後に発見した問題点については、真摯にユーザ様の要求を分析し、対処させていただきました。
主な改善点としては、以下の通りです。
| 1. |
FOMA®に比べ使い勝手の良くなかった無線携帯端末をFOMA®および最新式の携帯端末に切り替えた。 |
| 2. |
長時間連続使用すると携帯端末が過負荷で発熱し、バッテリーの消耗が早かったため、SIPサーバのAPアクセス周期の設定変更による携帯端末への負荷軽減を図る。 |
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約1ヶ月という短納期でありながら、大きな問題も起こさずに本稼動を迎えることができました。IP電話の音質についても、ユーザ様にご満足いただける結果となりました。導入後の経費削減やビジネス上の効果については、現在測定中ですが、グループ会社間の連絡もシームレス化が実現し、ビジネススタイルの変革に大いに寄与していると伺っております。
一方で初期導入費用、特にFOMA®や携帯端末機は、未だ大量生産のラインに乗っていないため、単価がどうしても高くなってしまうことが、ユーザ様より指摘されました。この問題については、今後IP化の進展とともに、各機器のコストダウンが期待されます。
無線環境については、他社の例では電波干渉による通信障害等の問題が発生するケースが多々見られますが、今回の導入に関しては、ビルの立地条件も含め、一切問題は発生しませんでした。
また、一般的にはレガシーの電話交換機やPHS内線との並行運用による段階的な移行がなされる中で、電話システムを全面的に入れ替える「フルIP化」実施の先鞭をつけさせていただいたことは、担当会社として、大変光栄なことです。
さらに担当者様から、今回の導入にあたり、IPテレフォニーの実態について、かなり深く知識を得ることが出来たので、今後のビジネス展開での付加価値を期待できることになったとのコメントをいただいております。
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ユーザ様では、以下のような点につき今後も積極的にIP化を推進し、グループ全体でIPテレフォニーを推進していくことを考慮されています。その最終形態として、「企業内IPセントレックス(電話交換機を1箇所に集約して管理・運用)」の早期実現を狙うとのことで、今後も当社としては、積極的にご支援していきたいと願っております。
| 1. |
社内におけるIPテレフォニーの機能習得と早期定着を図る。 |
| 2. |
IP電話網の機能拡張。
・顧客からの問い合わせを担当者に自動転送。
・プレゼンス(在籍)管理機能の強化。
・インスタントメッセージなどによる端末の液晶表示の活用。
・グループウェアなどのアプリケーション連携によるホワイトカラーの生産性向上。 |
| 3. |
ネットワークエリアの拡大(富士工場とのプレゼンス情報の総合活用)。 |
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